3月末に、グループレッスンに参加していた生徒たちと島村楽器ピアノセレクションセンターに行ってきました。
グループレッスンは任意参加型のクラブ活動で、主にソルフェージュを勉強しています。
ソルフェージュとは、楽譜を正確に読み取る練習です。
ソルフェージュの内容は、具体的にこんなことです。
・正しい高さとリズムで歌をうたう(視唱)
・演奏されたメロディーや和音を聴き取る
・聴き取った音を、楽譜に正しく書く(聴音)
・楽譜のルールを理解する(楽典)
ピアノはほかの楽器と違って、たくさんの音を扱います。そのため「一瞬でわかる」ことが大切なんです。
このグループレッスンは、ピアノレッスンの中に組み込んでいたのですが、紆余曲折を経て、クラブ活動として、参加可能なお子さんに向けてやってきました。
そして、3年間ばっちりやってきたお子さんたちは、しっかり楽譜が読めるようになりました。卒業記念のイベントとして、普段から懇意にしている島村楽器店さんに協力していただきました。
埼玉ピアノセレクションセンターでは、展示品のアップライトピアノ、グランドピアノの試弾(しだん)、地下の工房での修繕の様子などを見学しました。
特に、こちらのピアノ工房は一般公開をしていませんので、とても貴重な1日となりました。
右上の写真は、スタンウェイの中古アップライトピアノで、なんと本物のダイヤモンドがついているのです。アップライトピアノは、グランドピアノを省スペース化した楽器です。アップライトピアノはグランドピアノと比べると、音量が小さく、また音色の幅が限定的と言われていますが、省スペース・箱型ならではの遊び心がつくれる楽器なのです。
グループレッスンは今後、形を変えて実施していきたいと思っています。
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